Ducktails


学生の頃に「記録」することに躍起になっていた時期があった。経験は、自己言語としての断続的なアウト・プットなくしては、何の価値も持たないと思っていた。その前提には「伝達」という目的があった。今、Ducktailsへの多方面からの讃辞に妙な違和感を覚えるのはきっとその弊害で、学生の頃の僕は、もっと面白いバンドを東京で沢山見てきた。多分あの頃のみんなもそう思ってる。