2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

Martin Denny / Quiet Village

Martin Dennyは僕のオール・タイム・フェイヴァリット。異界の空気をあくまで「ショウ」として演出しようとしたエキゾチカ〜スペース・エイジ・バチェラー・パッド・ミュージックにこそ、音楽におけるアレンジメントやサウンド・エフェクトの面白さを学んだ…

Judee Sill / Jesus Was A Cross Maker

米国女性SSW最高峰、Judee Sillの1stに収められた曲。現在のアシッド・フォーク再評価のその中心に据えられる人。アルバムではストリングスなどをフィーチャーしていましたが、この動画はアシッド・フォークを形容する際に使われる「木漏れ日」という言葉が…

Soft Machine / I Should Have Known

Dominoからのワイアットのソロが素晴らしかったので。67年、イギリスのTV番組でのソフツ。1st同様、メンバーはRobert Wyatt、Kevin Ayers、Mike Ratledgeの3人。「Soft Machineの最も刺激的な時期は、レコードを出す頃には終わっていた」というワイアットの…

Mimir

Andreas Martin、Christoph Heemann、Edward Ka-Spel、Silvermanを中心に、Jim O'Rourkeを加えた現代版永久音楽劇場、Mimir。眼前に浮揚するミスティックな音響の中を、Andreas Martinの幽玄なギターが虚ろに揺蕩う。そのあまりに内省的な音像。深い思考と眠…

Jean-Claude Vannier / L'Enfant La Mouche Et Les Allumettes

『Melody Nelson』や『Cannabis(ガラスの墓標)』などのゲンスブール作品におけるアレンジャー/コンポーザー(あと多分コンダクター)としての手腕が知られる仏の映画音楽家、Jean-Claude Vannierによる、ゲンスブールの生涯を音で綴ったという72年のサント…