2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧
ポスト・パンクの範疇で語られるバンドへの評価って、その大半が事故だと思う。「アート・パンク」ってなんだよと。だから愛せる。
Crampsからもう1つ。
Demetrio Stratosについては、実験的と片付けるよりも、イタリアン・プログレの大衆芸術としての臨界点だと信じ込むほうが気乗りする。無二のヴォーカリゼーションながらも、極端なマイノリティの中に沈み込むことなく、左翼思想を推し進め、聴衆との感覚的…
Telexメンバーとして、またLioやCosなどのプロデュース・ワークでその名を馳せるMarc Moulinの、キャリア最初期に位置づくのがこのジャズ・ロック・バンド。太いベースにねっとりとしたエレピが絡みつく、そのドープなリズムはクラブ・ミュージック・リスナ…
QbicoからもリリースしていたLoosers。ドゥーム/ストーナーが流行って、フューネラル・ドゥームのようなブラック・メタルが盛り上がったのは面白かったけれど、中々フリー・フォークまで話が及ばない。この辺りがもっと開けて、スラッジとクロス・オーヴァー…
盲目のブルース/エレクトリック・ゴスペル・シンガー、Bishop Perry Tillisのライヴ。と称されていますが、この動画の中で彼と思しき人物は、ギターを手にすることも、その口を開くことさえもありません。そのような枕にも揺らぐことなくこの音塊に宿る、精…
ドイツのビート・グループ、Lordsの65年の演奏。黒人音楽からの影響はほとんど感じさせず、どちらかと言えばモッズ寄りに聞こえます。興味深いのは、ドラミングが見えるように鏡を設置していること。ヴォーカルのパフォーマンスに見入ってたら、曲の終わりで…
今更何か言おうだなんて思っちゃいないけど、フィリーの大仰な音が好きな僕には、未だにJacksonsの初期作にスポットが当たらないそのことが、少し寂しい、それだけです。格好悪り。
YouTubeでよく見る動画って、アーティスト単位で言えば、なんだかんだでたまとマイコーだ。そこには微塵の照れもない。
Raymond Scottの名曲をハーモニカ六重奏で。
いやまあライヴである必要は全くないんだけど、これは見つけたら紹介しちゃうよなあ。物凄いトレジャー・ハント感。ノイズ酷いのもさ、使い古されたボロボロの12インチみたいな。
BBCからの映像ですが、放送年は定かではありません。極度に音数を削いだアレンジから、67〜70年の辺りだと推測されます。そんなアレンジでこそ映え立つ歌。そこに退廃感を見つけることは、僕にはどうしてもできない。Ian Matthewsのフェイヴァリット・ソング…
80年代初頭、およそ時代に逆行しつつ白昼堂々夢を見ていた男。
ネット開通ぜ。