2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧

The Aislers Set / Catherine Says

どういう巡り合わせか、高校時代に聞いていた、それも物凄くローカルなCDを、今日手に入れることができた。「聞いていた」のに「持っていなかった」、というのは当時の僕の音楽の聞き方に原因があるんだけれども。というわけで当時聞いていたインディ・ポッ…

Les Paul & His Trio / Santa Baby

ちょっと遅めの。

Kraftwerk / Tanzmusik

はて今年の夏前か、丁度窓を開けて寝るのも心地よくなってきた時期に、自称「Kraftwerkの5人目」と一緒に、この動画を肴に朝まで語り合ったのでした。3枚目『Ralf & Florian』に収録(英題だと「Tanzmusic」。邦題は「舞踏音楽」)。電子変調されたビートや…

The Moody Blues / Bo Diddley

ムーディーズのパブリック・イメージを鮮やかに覆す、さらには60年代の英国ロックにおけるシカゴ・ブルースの影響を直接的に見て取れる、ムーディーズ最初期の名演。65年。

R.D. Burman / Teri Nazar Mein

なんとなくボリウッド周りが騒がしかった気がするこの1年。そもそもの始まりは、Guerillaによるボリウッド再発シリーズの第5弾に収録された、R.D. Burmanによる『The Burning Train』のメイン・テーマのカルト・ヒットからでした。その後、珍しく丁寧な作り…

江利チエミ / 八木節

元祖三人娘の一人、江利チエミが歌う八木節。単純にテレビ企画でやっているというわけではなく、彼女が主演を務めたミュージカルの中で歌われており、そのためレコードも出ています。広瀬健次郎アレンジのレコードはもちろん、この映像は演奏がまた一段と素…

Kid Creole & The Coconuts / Annie, I'm Not Your Daddy

August Darnellの動画は最近のライヴも上がってるんだけど、Coconutsが3人とも若返ってて笑ってしまった。流石の演出。80'sって最近縁遠いけど、こういう下世話な俗っぽさはやっぱり止められない。このブログ・タイトルも彼らの曲名から拝借したというのは恥…

Karen Dalton / Blues Jumped The Rabbit

キノコ系、クリスチャン系、田園系、アシッド・フォークはざっとこの3つに大別できると思うのですが、この中では明らかに田園系フォークに属する彼女には、その系統に必須ともいえる美声はありません。あるのは枯れ切った、退廃感です。しかしそれこそが、ブ…

The Tomorrow People

というのは73年から79年にかけて、イギリスで制作/放映されていた子供向けSFドラマのタイトル(何度かリメイクされている、かなりクラシックな番組みたいです)。良い動画が見つからなかったんでオープニング(とエンディングを編集したもの)を紹介していま…

Stark Reality

約4年前、最盛期のStones Throwから掘り起こされたStark Reality。今でもお気に入りのレコードの一つですが、こんな動画までアップされてました。スタジオ・ミュージシャンってことは知ってたけれど、子供向け音楽教則番組で使われていたなんて。Sesame Stre…

William Eaton

emの再発で知った、世界的に著名なギター・デザイナー/ビルダーであるWilliam Eaton。その彼が自作のハープ・ギターを手に、星空の下行ったパフォーマンス。Michael Hedgesとも似て非なる、直感的な知覚による演奏。遠い星が果て無き反響を宙に投影している…

Perfume × 初音ミク

07年の最左翼。ダンスで何とか身体性を保っているPerfumeと、三次元に特化することで流動性を得た初音ミク。やってることは全く一緒。実はきっと右寄り。

Bernard Purdie

Bernard Purdieのドラム・ソロ。日本の教則番組の映像みたい。彼の頭からつま先までの一挙手一投足その全てがリズムとなっていく、あまりにも視覚的な音楽。それを機能美と言ってしまえばそれまでなのだけれど、綽々と狙い清ます顔に覚える憎らしさはなんだ…

Orange Sunshine

現行ドゥーム・メタル・バンド、オランダのBlue CheerことOrange Sunshine、今年のライヴ映像。Love Is Acid! Space Is Hell! 遅ればせながらのBlue Cheer紙ジャケ化記念ってことで。

Anders Ilar

ダンス・ミュージックとしての07年は、ディスコ・ダブが死に、ダブ・テックやクリック/ディープ・ミニマルへと趨勢が向かった年でした。個人史的に言うと、そのダンス・ミュージックの影響やドローン/アヴァンギャルドへの偏向で、エレクトロニカ嫌いが克服…