Soft Machine / I Should Have Known


Dominoからのワイアットのソロが素晴らしかったので。67年、イギリスのTV番組でのソフツ。1st同様、メンバーはRobert Wyatt、Kevin Ayers、Mike Ratledgeの3人。「Soft Machineの最も刺激的な時期は、レコードを出す頃には終わっていた」というワイアットの言葉を借りるなら、この映像は間違いなくその「刺激的な時期」のもの。Kevin Ayersのサイケデリックなベースに、Mike Ratledgeのジャズ・ロック感溢れるオルガンと、Robert Wyattの独創的なドラム、それぞれの萌芽が感じられる名演。これ以降を知る者のみが味わうことのできる、未完成故の積極とも思われます。まあ、何はともあれソフツはやっぱり1stだよね、ってことが言いたいのです。ちなみにこの曲は1stでは「Why Am I So Short?」〜「So Boot If At All」の組曲として収録されています。「I Should Have Known」は66年、Daevid Allen在籍時に録音されたデモ音源でのタイトル。でもこれ、Hugh Hopperが書いたんだなあ。