Fazil Say & Sabine Meyer / L.Bernstein : Sonata For Clarinet & Piano


ここまでやるとただのピアノ・ソナタにしか聞こえない。でもそれが嫌味じゃない。バーンスタインの曲は、「West Side Story」なんかがジャズ・マンに挙って取り上げられているようにそれとの折衷的で、指揮者という表の顔で見せるその曲解釈に拠るように濃厚で直情的(気になって調べてみたらやっぱりユダヤ系だった。ジャズ古典を多く残しているガーシュウィンなんかもユダヤ系)。Fazil Sayって正直いけ好かないんだけど、そんなバーンスタインの曲には合ってるんだよなあ。