2010-01-01から1年間の記事一覧
再びのアルゼンチナ・フォルクローレ。Los Anos Luz Discosからもリリースしているように、なんとも名状し難いアンサンブルの妙。
ムタンチスは、ブラジル好きだけのものではない。
ヴィラロボス、ブラジル風バッハの弦楽四重奏。彼の選曲に敬意を払う。
「Saudade」とはCartolaで或ると知る。
誤解を承知で書くならば、個人的には、悲哀のJackie Opel、歓喜のIsmael Riveraって位置付け。
伝統という懐古的なものではなく、コンテンポラリー・フォルクローレは、土地と血に根付いてきた地続きのものなんだと思う。
アルゼンチンの現行バンドによるEduardo Mateoカヴァー。現行ロックに在りがちなナイーヴな歌声は戴けないけれど、その心意気は買う。
ポップ・スターが歌うTim Maia。
ヴィンテージ・ラテンに至高の愛を探す。
La Folle Journée。ムーラン・ナ・ヴァン。
Rainbow Disco Club。ズブロッカでモスコー・ミュール。
水を差すようだけどそれでも自らの戒めとしてのみ記しておかなければならない駄文は、全く同じ規格の音盤を、既に所持しているそれとも分からずに買ってしまったということだ。Jon Hassellの第四世界シリーズ。多少の違和感はあった。引越しの混乱に乗じた過…
Earl Smith家テラスでのナイヤビンギ・セッション。
ワウとローズとファルセット。これ以上の食い合わせを知らない。
今日の「Hey Joe」。Byrdsカヴァー。
来日してた。ギターとピアノのみでトラック・ダウンした『Playing Live In A Room』っていう7インチは今でもラックの手前に並んでる。
この声量。大橋純子の音盤では、佐藤健や土屋昌巳など名うてのプレイヤーが名を連ねた「美乃屋セントラル・ステイション」というバック・バンドの演奏を聞くことができます。ゲストで村岡健、林哲司なんかの名前も。
TBS「サウンド・イン "S"」。しばたはつみ、伊東ゆかり、最後は大橋純子のようにも聞こえるんだけれど違うな、誰だろう。凄いや。Spectrumはキャンディーズのバックでもファンク・カヴァーを演ってたけれど、この歌聞いちゃうとそっちはもう聞けない。
NWWとCurrent 93。どんなノイズ絵巻になるかと思えば、思いの外聞き易めのストーンド・ファンク。
日本のPascalsもこの曲演ってる。
オーディオ新調。浮かれて買ったB&Wはそよ風に揺れる水面のように滑らかな音。全く面白味がない。買い揃えたガレージが虚しいほど響かない。クラシックだけ水を得て伸びるのも嫌味だ。ミーハー心にJBLの早期導入を検討中。
週末は夕方からのそのそと新宿へ。audio unionでケーブル買った後、手始めにWarehouse。買い逃してたCongregacionはやっぱり見つからなかったので、Dub Storeで7インチのチェックして、冷やかし程度に新宿レコード、最後はBurn Homesでおっちゃんおばちゃん…
月、酒、花。抒情と狂騒で混濁した、歌。
ポスト・パンクの範疇で語られるバンドへの評価って、その大半が事故だと思う。「アート・パンク」ってなんだよと。だから愛せる。
Crampsからもう1つ。
Demetrio Stratosについては、実験的と片付けるよりも、イタリアン・プログレの大衆芸術としての臨界点だと信じ込むほうが気乗りする。無二のヴォーカリゼーションながらも、極端なマイノリティの中に沈み込むことなく、左翼思想を推し進め、聴衆との感覚的…
Telexメンバーとして、またLioやCosなどのプロデュース・ワークでその名を馳せるMarc Moulinの、キャリア最初期に位置づくのがこのジャズ・ロック・バンド。太いベースにねっとりとしたエレピが絡みつく、そのドープなリズムはクラブ・ミュージック・リスナ…
QbicoからもリリースしていたLoosers。ドゥーム/ストーナーが流行って、フューネラル・ドゥームのようなブラック・メタルが盛り上がったのは面白かったけれど、中々フリー・フォークまで話が及ばない。この辺りがもっと開けて、スラッジとクロス・オーヴァー…
盲目のブルース/エレクトリック・ゴスペル・シンガー、Bishop Perry Tillisのライヴ。と称されていますが、この動画の中で彼と思しき人物は、ギターを手にすることも、その口を開くことさえもありません。そのような枕にも揺らぐことなくこの音塊に宿る、精…
ドイツのビート・グループ、Lordsの65年の演奏。黒人音楽からの影響はほとんど感じさせず、どちらかと言えばモッズ寄りに聞こえます。興味深いのは、ドラミングが見えるように鏡を設置していること。ヴォーカルのパフォーマンスに見入ってたら、曲の終わりで…