2010-01-01から1年間の記事一覧

Puente Celeste / Milonga Del Bicho Feo

再びのアルゼンチナ・フォルクローレ。Los Anos Luz Discosからもリリースしているように、なんとも名状し難いアンサンブルの妙。

Os Mutantes / Dois Mil é Um

ムタンチスは、ブラジル好きだけのものではない。

Modern Mandolin Quartet / H.Villa-Lobos : Bachianas Brasileiras No.5 - Martelo

ヴィラロボス、ブラジル風バッハの弦楽四重奏。彼の選曲に敬意を払う。

Cartola / Peito Vazio

「Saudade」とはCartolaで或ると知る。

Cortijo y Su Combo com Ismael Rivera / Maquinolandera

誤解を承知で書くならば、個人的には、悲哀のJackie Opel、歓喜のIsmael Riveraって位置付け。

Carlos Aguirre Grupo / Los Tres Deseos De Siempre

伝統という懐古的なものではなく、コンテンポラリー・フォルクローレは、土地と血に根付いてきた地続きのものなんだと思う。

Contr3sbajos / Esa Tristeza

アルゼンチンの現行バンドによるEduardo Mateoカヴァー。現行ロックに在りがちなナイーヴな歌声は戴けないけれど、その心意気は買う。

Roberto Carlos / Não Vou Ficar

ポップ・スターが歌うTim Maia。

José José & Los Peg / Si Me Enamoro

ヴィンテージ・ラテンに至高の愛を探す。

Zespół Polski

La Folle Journée。ムーラン・ナ・ヴァン。

Purple Flash / We Can Make It

Rainbow Disco Club。ズブロッカでモスコー・ミュール。

Jon Hassell & Farafina

水を差すようだけどそれでも自らの戒めとしてのみ記しておかなければならない駄文は、全く同じ規格の音盤を、既に所持しているそれとも分からずに買ってしまったということだ。Jon Hassellの第四世界シリーズ。多少の違和感はあった。引越しの混乱に乗じた過…

Earl "Chinna" Smith & Idrens

Earl Smith家テラスでのナイヤビンギ・セッション。

Crown Heights Affair / Dancin'

ワウとローズとファルセット。これ以上の食い合わせを知らない。

The Leaves / Hey Joe

今日の「Hey Joe」。Byrdsカヴァー。

Kings Of Convenience / Until You Understand

来日してた。ギターとピアノのみでトラック・ダウンした『Playing Live In A Room』っていう7インチは今でもラックの手前に並んでる。

大橋純子 / Simple Love

この声量。大橋純子の音盤では、佐藤健や土屋昌巳など名うてのプレイヤーが名を連ねた「美乃屋セントラル・ステイション」というバック・バンドの演奏を聞くことができます。ゲストで村岡健、林哲司なんかの名前も。

Spectrum / Street Player

TBS「サウンド・イン "S"」。しばたはつみ、伊東ゆかり、最後は大橋純子のようにも聞こえるんだけれど違うな、誰だろう。凄いや。Spectrumはキャンディーズのバックでもファンク・カヴァーを演ってたけれど、この歌聞いちゃうとそっちはもう聞けない。

Nurse With Wound feat. David Tibet

NWWとCurrent 93。どんなノイズ絵巻になるかと思えば、思いの外聞き易めのストーンド・ファンク。

Pascal Comelade / Egyptian Reggae

日本のPascalsもこの曲演ってる。

Paolo Beschi / J.S.Bach : Suite No.4 - Prelude

オーディオ新調。浮かれて買ったB&Wはそよ風に揺れる水面のように滑らかな音。全く面白味がない。買い揃えたガレージが虚しいほど響かない。クラシックだけ水を得て伸びるのも嫌味だ。ミーハー心にJBLの早期導入を検討中。

The A-Bones / Lucy Baines

週末は夕方からのそのそと新宿へ。audio unionでケーブル買った後、手始めにWarehouse。買い逃してたCongregacionはやっぱり見つからなかったので、Dub Storeで7インチのチェックして、冷やかし程度に新宿レコード、最後はBurn Homesでおっちゃんおばちゃん…

Soul Flower Mononoke Summit / 安里屋ユンタ

月、酒、花。抒情と狂騒で混濁した、歌。

Kleenex / Nice

ポスト・パンクの範疇で語られるバンドへの評価って、その大半が事故だと思う。「アート・パンク」ってなんだよと。だから愛せる。

Canzoniere Del Lazio / 'Nu Gatto Come A 'Nu Lione

Crampsからもう1つ。

Area

Demetrio Stratosについては、実験的と片付けるよりも、イタリアン・プログレの大衆芸術としての臨界点だと信じ込むほうが気乗りする。無二のヴォーカリゼーションながらも、極端なマイノリティの中に沈み込むことなく、左翼思想を推し進め、聴衆との感覚的…

Placebo / Only Nineteen

Telexメンバーとして、またLioやCosなどのプロデュース・ワークでその名を馳せるMarc Moulinの、キャリア最初期に位置づくのがこのジャズ・ロック・バンド。太いベースにねっとりとしたエレピが絡みつく、そのドープなリズムはクラブ・ミュージック・リスナ…

Loosers

QbicoからもリリースしていたLoosers。ドゥーム/ストーナーが流行って、フューネラル・ドゥームのようなブラック・メタルが盛り上がったのは面白かったけれど、中々フリー・フォークまで話が及ばない。この辺りがもっと開けて、スラッジとクロス・オーヴァー…

Bishop Perry Tillis

盲目のブルース/エレクトリック・ゴスペル・シンガー、Bishop Perry Tillisのライヴ。と称されていますが、この動画の中で彼と思しき人物は、ギターを手にすることも、その口を開くことさえもありません。そのような枕にも揺らぐことなくこの音塊に宿る、精…

The Lords / Poor Boy

ドイツのビート・グループ、Lordsの65年の演奏。黒人音楽からの影響はほとんど感じさせず、どちらかと言えばモッズ寄りに聞こえます。興味深いのは、ドラミングが見えるように鏡を設置していること。ヴォーカルのパフォーマンスに見入ってたら、曲の終わりで…